四万温泉の温泉が好きです。

サロンの家の家具の入れ替えで

また、バタバタしてしまいました。

四万温泉の続きをアップしますね。

↑上の続きからです。

今回の四万温泉滞在は２日だけですが

気分は湯治のつもりでした。

５年前に四万温泉に泊まり

その時に温泉に浸かっていて

優しく気持ちの良い温泉は初めてで

いつまでも、温泉に浸かっていられました。

それでも、無制限に浸かっていて

湯当たりしても困りますから

温泉から出ます。

すると、今度は身動き出来ないくらいに

身体がダルくなり、ベッドで２〜３時間

コンコンと眠りました。

お部屋にある温泉なので、移動がなくて

簡単にでした。

そして、またお部屋の温泉に浸かると

またもや、身動きできなくなり

ベッドで眠り続けました。

そうすると、それまでとても疲れていたのが

スッキリとして気分良くなりました。

そこで、私は悟ったのです。

以前、鍼灸の研修会に毎月参加していた時に

日本の鍼灸師の中でも

群を抜いて有名な先生の講座があり

抗がん剤治療をしているがん患者さんに

どのような点に注意して治療をしたら良いかと

私が質問をした時に

患者さんが良く眠れるように

治療をしなさいと言われました。

栄養ではなく

睡眠が一番、身体の回復に繋がります。

と、教えて頂いた事を思い出し

昔からある湯治とは

温泉に浸かって、睡眠を取り

自己免疫力がアップしていたのでは無いかと

私なりの理解をしました。

それ以来、もう一度四万温泉に

行きたいと思い続けていました。

初日に宿泊した『四万たむら』の宿で

『温泉よもやま話』が始まりますと

館内放送がありました。

YouTubeでも話しがあったのを見ており

同じ話しかな？と想像していましたが

別の方が講師で、違うお話しでした。

『四万たむら』には六つの源泉が有り

全部違う温泉なのです。

しかも、ココの温泉には陰陽があり

それぞれ効果が違うと言うのです。

因みにブログで陰陽五行と書かれている方が

見えますが、陰陽と五行は別物です。

５年前に宿泊した『積善館』は

元禄時代に始まったと書きましたが

ココの『四万たむら』はそんなモンではなく

宿として始まったのは室町時代末期の

1563年だと言うのだから驚きです。

歴史的に見ると四万温泉の始まりは

１０世紀の終わり、源頼光の四天王の１人

日向守碓氷定光が山を越えて

野宿をしていた時に

『四万の病悩を治す霊泉を授けよう。

我はこの山の神霊なり』と

夢でお告げを聞いたのが始まりで

目が覚めると近くにチョロチョロと

水が流れていたそうです。

昭和の時代に入り、２９年(1954年)に

『国民温泉保養地』の第一号に認定されました。

同時に指定されたのは青森県の『酸ヶ湯温泉』と

栃木県の『日光元湯温泉』です。

昭和５６年、環境庁指定の『国民保健温泉地』

平成５年環境庁指定の『ふれあい・やすらぎ温泉地』

の両方にも第一号として認定されています。

このよもやま話の時点で、私達夫婦が

入った温泉は１箇所だけです。

オットは義母が去年亡くなってから間もなく

難病の皮膚病になりました。

検査により難病指定はされていませんが

まだ完治していません。

全身に出来る湿疹に悩まされていますが

それでも、当初よりも随分治って来ています。

それが、一度温泉に入ったら

足に薬を付けなくても良くなったと言います。

入浴後は必ず薬を塗らないと辛かったそうです。

私が足の状態を見ると、皮膚の色からして

病勢が弱まった感じでした。

オットと一緒に旅行をしても

私達が温泉を好きなのが理解出来ないらしく

オットが温泉に浸かるのは

大抵１回から２回。

それが、この『四万たむら』では

全部の温泉に浸かってコンプリートを

していました。

この話し続きます。